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- 食べてすぐ寝るとブタになる
言ったり言われたりしたことないですか?
ブタになるかどうかは体質にもよるので一旦無視して、食事が睡眠にどう影響するのかを僕の実験結果から解説します。
さっそく結論から言うと、
- 食事して2時間以内に寝ると、
- 睡眠の質を落とすよ
ってことです。
具体的には、
- ✔深い睡眠が減る
- ✔中途覚醒が増える
その通り!
でもそれ、ホントですか?
当たり前だと思ってることがホントにそうだったよね?って確認するのが大切だよね?ってことを言いたいのです。
寝る前の食事が、
✅睡眠の何に影響する?
✅どんな影響があったの?
✅寝る何時間前から影響する?
本記事では、この辺を僕の実験結果を具体的な数値で解説します。
とは言え、実験結果はあくまでアラフォーおじさんの実験結果なので、絶対じゃありませんよ。
僕と共通点がある人、特に年齢が近いあなたには参考になるはずです。
38歳
愛妻家
長身細身
外回り会社員
2人の娘の父ちゃん
ちゃんと根拠についても論文などを紹介しつつカンタンに解説しますのでご安心を。
理由や根拠とセットで理解することで、生活習慣を見直すきっかけになればうれしいです。
ちなみに睡眠の分析はこんな感じで。
僕はFitbit Inspire HR(1万7千円くらいだったかな?)を使ってます。
1日中腕につけてるだけで、生活習慣と睡眠の両方が管理できちゃいます!
自分でも睡眠分析したい!って思ったら睡眠計やら睡眠トラッカーを買って分析にトライしてみてください。
睡眠分析のやり方は、この記事で解説しています。
では、本題いきましょう。
目次
寝る1時間以内の食事で睡眠の質が半減!
- 睡眠の質を落とす食事は、
- 寝る前1時間以内!!
その前に、そもそも睡眠の質とは?ってなると思うので。
睡眠の質について、こう定義して話を進めますね。
- 睡眠の質=深い睡眠
では、寝る前の食事と深い睡眠の関係を数値で見ていきましょう。
深い睡眠時間が減る
睡眠の質を、食事の時間別に比べてみました。
- ✔1時間以内の食事が最悪
- ✔一晩通して深い睡眠が半減
- ✔寝始め90分はなんと半減以下
グラフにしてみたので見てください。
睡眠の質のカギとなる深い睡眠を半分に減らしてしまっていました。
これだけでも結構やばいんですが、
睡眠の質の一番大切なカギ、寝始め90分の深い睡眠にいたっては、半分以下まで減ってます。
これは致命的。
もし夜遅くに食事したら、1時間は起きててください!
なんで寝始め90分が一番大切なの?って人は【本当です】睡眠は量より質!の3つの理由(質を上げるコツも紹介)でおさらいしておきましょう。
なかなか深い睡眠に入れない
寝る直前の食事が、深い睡眠を減らすことはわかりました。
これと同じようなことですが、なかなか深い睡眠にたどり着かないこともわかりました。
これ見て。
倍まではいかないけど、深い睡眠までの時間がめっちゃ伸びてます。
ここまでの結果から、今日からの食事で注意ことは、
- 食事したら、
- ✔ゼッタイ1時間以内に寝ない
- ✔できれば2時間以内に寝ない
ではなぜ?寝る前の食事が睡眠に悪いのでしょうか?
については記事後半で解説します。
その前に、寝る前の食事と中途覚醒についても結果を見ておきましょう。
【vs中途覚醒】寝る前の食事は2時間前まで
寝る前の食事で睡眠の質は下がってしまうことがわかりました。
では、睡眠効率はどうでしょうか?
睡眠効率は、ホントに眠っていたのはどのくらい?って数値です。
睡眠効率が低いと、深い睡眠を確保できる確率が下がっちゃいますよね。
じゃあどうするか?
✔睡眠時間を増やす
✔中途覚醒を減らす
とはいえ、僕たちパパリーマンはおうちに帰ってからもなかなか忙しいもの。
だから、中途覚醒を減らそうよって話です。
寝る前の食事と中途覚醒は何か関係があったのか?
これもグラフにしてみました。
- 中途覚醒時間は増えた
- 1時間以内の食事で2%増
- 2時間以内の食事でも1%増
とはいっても、6時間睡眠の2%って7~8分なので、まぁそんなもんかレベルですかね。
【vs入眠潜時】寝る前の食事は関係ない?
寝る前の食事は、睡眠に悪い影響ばかりですが。
唯一、よかったことがあったので一応紹介しておきます。
- 直前の食事で入眠潜時が短縮
- つまり、寝つきが良くなった
でもね。
食事して1時間以内に寝てた日って、仕事で帰りが遅かった日なんですよ。
超絶疲れた状態で帰って、食事して、そのまま寝ちゃったみたいな。
そりゃすぐに寝付きますよね。
しかし!
すぐに寝付けていいことにも見えますが、寝る直前の食事はオススメしません。
なぜなら、寝る直前の食事で起こることは、
- ✅4~6分寝つきが良くなる
- ❌7~8分も中途覚醒が増える
- ❌50%近く睡眠の質が下がる
トントンどころかマイナスですよ。
4~6分早く布団に入れば解決するので、やっぱり食べてすぐ寝るのはやめましょうね。
【解説】寝る前の食事がなぜ睡眠に悪いの?
寝る前の食事がなんで睡眠に悪いのか?
ここまでアラフォーおじさんである僕の実験結果を紹介してきましたが、ちゃんと文献を調べて一般論も見ておきましょう。
深い睡眠=副交感神経優位
睡眠の質とは、深い睡眠でしたね。
ざっくり説明すると、
- 深い睡眠=深いノンレム睡眠
- ノンレム睡眠=副交感神経優位
つまり副交感神経が優位な状態の方が、質の高い睡眠に近づくってことです。
東京医科歯科大学、東京都精神医学総合研究所、スタンフォード大学の研究チームの論文でも明らかにされています。
興味がある人は論文にもちゃんと目を通してみてください。
副交感神経と食事の関係は?
自律神経の乱れ、とか聞きますよね?
自律神経とは、ざっくり言うと交感神経と副交感神経のバランスのこと。
生きている限り、どっちかが優位(活発に働いている)な状態なんです。
食事に関係するところだけみてみるとこんな感じ。
- 胃で消化=交感神経が優位
- 小腸で吸収=副交感神経が優位
つまり、
だから、胃で消化が完了しちゃえば副交感神経を優位にできるってことですね。
食後何時間で副交感神経優位に?
胃の消化時間は、諸説あるので正解はありませんが、参考情報を書いておきます。
1時間 :果物
1時間半:半熟卵
2時間 :豆腐・白米
2時間半:麺類・鶏肉
3時間 :いも類・お菓子
3時間半:お肉(脂少なめ)
4時間 :お肉(脂たっぷり)
要は数時間かかるけど、食べたものとか人によるよって話。
だから、一般論だけ知ってても意味ないから自分のカラダのことは自分で確認しようよってことを強く言いたいのです。
その一環として、睡眠管理は睡眠状態の分析だけじゃなくて生活習慣の見直しにも役立つので超絶オススメです。
【まとめ】寝る前の食事vs睡眠
最後に、寝る前の食事vsアラフォーおじさんの睡眠について整理しましょう。
まず結論としては、
- 寝る前の食事は睡眠に悪影響
具体的にはどんな悪影響が?どのくらいあったのか?
- ❌深い睡眠が50%減少
- ❌中途覚醒が1〜2%増加
え?ヤバない?夕飯食べない方がいいの?
ってなったあなたのために、食事をしてから寝るまでの時間の目安がこちら。
- 食べたら2時間は寝ない!
- ✅睡眠の質のために1時間以上
- ✅中途覚醒のために2時間以上
これはあくまでアラフォーおじさんの実験結果からの結論。
鵜呑みにする人もいると思うので一般論も整理しておきます。
食事と睡眠の関係から考えると、次のようなロジックです。
良い睡眠は副交感神経優位
胃で消化中は交感神経優位
腸で吸収中は副交感神経優位
胃での消化は2〜8時間かかる
だから食後2〜8時間はあけて寝る
食べてから寝るまで2~8時間あければ、副交感神経が優位になるから、睡眠に良いよねってことです。
そして、2~8時間は人によって、食べるものによって、全然違うってこと。
だから、自分のことは自分で調べないと、ネット情報だけを信じても意味がないってこと。
それゆえ、睡眠管理をすることはとても大切なんです。
睡眠管理で自分の睡眠を知る
生活習慣と睡眠の関係を知る
生活習慣を改善しやすい
睡眠の質も改善する
うれしい
知識は知識として頭に入れつつ、それって本当?自分にも当てはまるの?と疑いながら確認していくことも大切です。
特に睡眠はヒトによって違うし、絶対がないので。
あなたも自分の睡眠を分析して、生活を改善していきましょう。
睡眠分析のやり方を解説したこちらの記事もぜひチェック!